Blended Finance

Blended Financeとは、開発課題解決(SDGs)のため必要な資金を民間から呼び込むことを目指す。フィランソロピー、開発金融機関、民間という異なるプレイヤーが、劣後ローン、メザニン、first-loss capital、保証といった各々のinterstに合うスキームでファイナンスできる枠組みのこと。

 

2015年のCSISイベントでのImpact Investmentについてのパネル討論を見た。結局のところ、民間ファンドはクライアントのニーズベースで動くから商業的なリターンが見込めないと投資できないのね、やはり。

 

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ゴールドマンサックスの人が提示した図が分かりやすかった。

 

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Blended Financeと言っても、結局のところ各々がやることは変わっていないのだと思う。フィランソロピーはグラント資金、開発金融機関はconcessional loan、民間は商業ベースでの投資資金を提供する。つまるところ、それらのリソースをいかに効果的、効率的に動員していくか、という点がポイントなのだろうと思う。


でも、このパネルもそうだけど、実際にどうやって枠組みを構築して、途上国のプロジェクトやプログラムとリンクさせていくのか、そしてモニタリングや評価はどうしているのか、などのプラクティスについてはあまり議論されていない印象。そういう意味で、この前見た世銀IMF総会のClimate Businessパネルは興味深かった。Climate Businessにかかる民間資金をどうやって呼び込むか、インドネシアの財務大臣だけがプラクティカルなことを話していたように思った。

Creating Markets for Climate Business: Mobilizing Private Sector Solutions | World Bank Live